jFD開発したりしなかったり日誌
2007-02-27 [長年日記]
_ 役所めぐり
一日休みを取り、確定申告とパスポートの申請に行った。
僕は去年の11月に個人事業主になったばかりで、確定申告なんぞどうしたらいいのか
全然わからなくてかなりびびっていた。
とりあえずありとあらゆるレシートを集めておいたが、どれを経費に計上していいのか
よくわかってなくて悩んでいた。
もう悩んでもどうにもならないんで、とりあえずバイクにまたがって税務署へ。
「PCでも申告できますよ」
との事なので、僕は字が汚いこともありPCの前に陣取った。
係の人を捕まえて質問しまくって欄を埋めていたが、経費はここからでは入力できないというのがわかり、
席を替えて手書きでそこら辺の処理を始めた。
また係りの人を捕まえて質問しまくってやっとの思いで集計、書類記入完了。
それを持ってまたPCに移動して、さっきの続きを入力。
最終的に3時間かかり、税金が10万円帰ってくることになった。
疲れた。
まあ、これで来年はもっとスムーズに出来るだろう。
いったん家に帰りバイクを置いて、今度は電車で川崎へパスポートの申請に行く。
2週間ほど前にも行ったのだが、そのときは戸籍謄本が無くて申請できなかった。
もう書類が出来ていたので、スムーズに申請完了。
これで本日のタスク終了。
ひどくほっとして、通りがかった回転寿司で少しだけ贅沢していった。
_ 怒る
出掛けにバイクに乗ろうとしたら、いつの間にかバイクの位置が変わっていた。
朝からどこかの部屋の改装かなんかをしているらしく、工事車両を止めるスペースを作るために
4人がかりで抱えてどかしたらしい。
ワイヤーロックをはずそうとしたら、無理やり移動したせいでフロントタイヤのカウルに
ロックが思いっきり食い込んでいて、うまくはずせない。
工事のおっさんが「あーすみませんね」とか言ってきたので、怒った。
「カウル割れたらどうする気ですか!
大事なバイクなんだから丁寧に扱ってくださいよ!」
平謝りだったが、大変に気分が悪い。
_ 買い物
仕事に着ていくワイシャツが無いし、ちょっといいのを買っておくか、と思って丸井へ行ってみた。
適当に見て回ったらSccopmanの店員のお兄さんに声をかけられたので、どんなのがあるか
聞いてみた。
なかなか良い生地で、左右の襟を繋ぐ細い金属の棒が付いているシャツを薦められた。
この棒をネクタイの下に通すことで、結び目を持ち上げて立体感を出すんだそうだ。
なかなか素敵。
ただ、ちょっと面倒かな、という気もして他にも見せてもらったが、一番上のボタンが最初から
無いというのを薦められ、購入した。
ちょっとイージーな感じが普段着でもいけそうだったので。
ついでに、なじみの店員さんの居るTKに寄り道。
Tシャツを一着購入したが、「ついでにこれはどうですか?」と言われ、尻に思いっきり
「超人」と入った真っ赤なパンツを見せられた。
こ、これは頭悪い。
しかしそのネタっぷりに逆らえず、思わず購入。
ただ、あまりにフォローが効かないので赤ではなく黒にしておいたが。
_ 今日のボクシング
久しぶり。
ジムのホームページの選手紹介のページがUTF-8で記述されているのだが、一部の人たちがそのせいで
ページが見られない、と言ってるというのを前回来たときに言われていた。
METAタグでエンコード指定をかけているはずなのだが、IEがエンコードの推定に失敗していて、
真っ白い画面になってしまうらしい。
んなもん自分でエンコード変えろ、と言ったらそれまでだが、それもアレなんでエンコードを
変更してあげることになっていた。
この前暇だったときに、jFD2用にUTF-8でファイルを読み込んでShift_JISで出力し、
ついでにMETAタグの記述を書き換えるスクリプトを作って、変換したデータを渡した。
その後ちょっと面倒があったが、とりあえず問題なさげ。
よかった。
練習はとりあえずいい感じに汗がかけた。
早いところ調子を取り戻して、さっさとダイエットせねば。
_ 実家の本屋
実家の松本に鶴林堂という本屋があるのだが、7億円の負債を出して倒産した、という話を
妹から聞いて驚いた。
大昔からやってる老舗で、松本城の近くに田舎にしてはでかい6階建てくらいの店舗を構え
(そのうち1〜4階が本屋だったはず)、小さいころの僕には「巨大書店」というイメージだった。
松本を中心としたエリアで一時は13店舗を出して多角経営していたそうだが、
本が売れなくなったり、大型書店やネット書店が進出してきた等の理由で売り上げが落ち、
多角経営がたたって倒産だそうだ。
高校を出て松本を離れるまでどのくらいの回数行ったかわからないので少々寂しいが、
冷静に考えてみると「さもありなん」な気がしてきた。
ネットで老舗の評判に胡坐をかいて経営努力が足りて無かったという評価があったが同感。
妹曰く、
「ツタヤの方がよっぽど品揃え良かったよ」
というのを皮切りに、この21世紀に19時閉店ってやる気無いとしか思えないし、
本店の建物は30年前はじめて行ったときからほとんど変わってなくて
1フロアが狭くて階の移動が面倒なだけだったり(エレベーターは古くて遅いし)、
階段の踊り場のトイレはまるで一昔前の駅のトイレのようで女性が寄り付かなさそうだし、
全然努力が足りてない。
ツタヤみたいな大型書店やアマゾンみたいなネット書店という黒船が現れたのだから、
老舗だからこそできる工夫が必要だったと思うが、少なくとも正月に帰ったときには
そういう努力は何も感じられなかった。
死人に鞭打つようで何だが、正直なところ真面目にやれば立て直すことは出来たんじゃないかと思う。
それが出来ないくらい経営者の脳みそが固くなっていたのか、それとも立て直す気が
そもそも無かったのか。
- キーワード不明 ×54 / METAタグ指定がうまく効かない ×1 / 大型 カウル 割れ ×1 / 階段踊り場のトイレ ×1 / 確定申告したりしなかったりしたら ×1 / 鶴林堂書店 倒産 ×1