jFD開発したりしなかったり日誌

_ 土曜日

風邪も治りきって無く、しばらく家でぼんやりして過ごした。

I氏からありがたい報告。

しかし体にかかる負担は増えるよな。

しばらくPCを弄くる。

I氏の仕事の調査をし、jFD2のMac対応を進めた。

Mac対応はおおむね完了。

週末中に次バージョンを出しちゃうか。

そろそろ完成にしちゃいたい。

GENUINEからメール。

晩飯でもどうか、とのお誘い。

動ける程度には回復してるので乗り、返事を出した。

夕方、髪を切りに原宿はmaricoさんの店へ。

髪を洗ってもらって席に戻ったら、inc:kokのかっちゃん、みずき君がいてびっくり。

僕がどんな風にされちゃうか楽しみで見に来たそうだ。

はっはっは、かかってこーい。

無駄話しつつ髪を切られる。

前回は頭の左側を切り、頭頂と右側を残すというクレージーな頭だったが、

今回はさらに右側も刈り、頭頂部のみを右に向けて流すという

磨きのかかったクレージー頭にされた。

あんたすげーよ、maricoさん。

「バブルっぽいですね」

と言われてどう反応していい物か。

会社で何言われるか楽しみだ。

それから渋谷に戻りGENUINEと集合。

新しい髪型を見たGENUINEに、

「クロマティ高校の林田みたい」

と言われショックを受けた。

以前さとやんに連れて行ってもらった店でビール飲みつつ色々喰らう。

GENUINEは頭のおかしい人だが、期待通り頭のおかしい話を聞けた。

どうせ作れないが作ってみたい、著作権的に非常にやばいプログラムがあるのだが、

権利をクリアにする方法を考えてくれた。

ユーザーの女性全員とやっちゃえば家族ということになり、私的録音の範囲で

収まるという考えだ。

はっはっは、無理だろ。

それから池尻大橋の梅酒の店、区ト間へ。

GENUINEの悲惨な状況を聞きつつ梅酒を飲む。

頑張れ。

おじさんは斜め方向から応援してます。

区ト間の店長に「またアバンギャルドな頭してますね」と言われた。

僕もそう思う。

ミシェル・ゴンドリーのPVのDVDを見せてもらう。

やっぱりこれいいよなあ。

GENUINEは終電なので帰って行ったが、僕はまだ時間があったので

もうしばらく飲んでいた。

店長しか居ないししばらく話していたが、気がつくと終電の時間なので

急いで駅へ。

しかし着いたら既に終電は出た後だった。

少々悩んでから

「運動不足だし、少し歩こう」

と思い、テクテク歩き出したが、ふと怪しげなお店を見つけて、

気になってふらりと入ってみた。

入り口は高さが1メートルくらいしか無く、地下に降りる階段は真っ白に

塗られていて、明かりが無くて左右にろうそくが置いてあった。

中はバーになっているのだけど、カーペットが敷いてあって、

土足禁止になっていた。

クッションが置いてあって座れるようになっている。

カウンターに座って隣の席の人と話していたら、連れの女性が書いたという

絵をデジカメで撮ったのを見せてもらった。

凄くうまい。

VJをやってるということを話したら、同じビルの2階にあるオフィスに

案内してもらい、作品を見せてもらった。

デザイナーさんだそうで、Macだらけだ。

その人は渋谷のAsiaというクラブに行ってしまったのだが、同僚の

デザイナーさんと話して作品を見せてもらった。

VJをしてるそうだけど、やはりプロの映像は凄い。

また地下に戻って続きを飲んだ。

隣に座っていたグレーな仕事をしてるお兄さんと話す。

オレオレ詐欺に使われる私書箱サービスなんかをやってるそうだ。

コンピューターは全然わからないそうだが、そういう人間にも理解できる物を

作ってきちんと説明すれば大きなチャンスがあるんじゃないか、

というようなことを言われた。

その点mixiのインターフェイスはすぐにわかってすばらしい、とのこと。

あー、そうかも。

僕ら技術者は、自分が使おうとして技術者にしかわからない物を造りがちだ。

それの最たる物がLinuxだと思う（僕はあれを自分の親に教えられる自信がない）。

世間のレベルは、僕らの想像よりも遙かに低かったりする。

それを見据えて物を作らなければ、ニッチにしかなれない。

まあ、jFD2もそうだし。

お客さんの一人が誕生日だそうで、店長さんからテキーラを一杯ずつ

振る舞われ、ハッピーバースデイを歌った後飲み干した。

ここら辺からかなりテンション上がってた様な気がする。

VJを見たいというので、ThinkPadでTZTを立ち上げて披露した。

バカ受け。

嬉しいなあ。

お客さんでAvexで働いてるという人がいて見てみたいというので

お見せしたらとても気に入ってくれた。

多分、次の浜崎あゆみのPVは僕が作ると思います（あり得ない）。

女性向けアパレルの店員のお姉ちゃんが居たのでしばらく話した。

好きな服について等話した。

自分の店で売ってるのはあんまり趣味じゃないので悩むらしい。

気がつけば朝5時に近くなっていて、始発も動き出すので帰宅した。

いや、疲れた。